第39回東北救急医学会総会・学術集会
第35回日本救急医学会東北地方会
会長 中根 正樹
山形大学医学部附属病院救急部長・高度集中治療センター
この度、第39回東北救急医学会総会・学術集会/第35回日本救急医学会東北地方会を、2025年8月9日(土)に山形テルサ/やまぎん県民ホール(山形県山形市)にて開催する運びとなりました。
まずは、東北6県および新潟県の会員、関係医療機関、消防機関、自治体の皆様方に、日頃よりのご支援に深く感謝申し上げます。
今回の学術集会のテーマは「Towards a Better Future 次世代の救急へ」といたしました。昨今、国民の高齢化や救急搬送の増加、自然災害や新興感染症といった急性期医療を取り巻く状況は急激に変化しています。それに伴い、医療従事者への期待も多様化し、関連機器の技術開発はめざましいスピードで進んでいます。救急医療や災害医療をより効率的かつ安全に行うためには、通信技術やAIの活用、医療情報の共有など、デジタルトランスフォーメーション(DX)の波に乗ることが不可欠です。
また、次世代の救急医療を担う若手医療従事者が、地方を含む広範な地域で心地よく協働し、質の高い医療を提供できる体制の整備が急務となっています。私たちは、一人でも多くの患者の命を救い、回復に導くことを使命とし、そのためには多職種の連携が重要であると考えています。
本学術集会では、東北6県と新潟県がさらに結束し、地域救急医療の発展に向けて活発な議論と意見交換を行いたいと考えています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
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